「新聞」をつくろう
小学校4生の光村図書の教科書に新聞をつくる単元がある。これは、学習指導要領の3,4年の言語活動例に「調べたことをまとめて報告するなど、事実やそれを基に考えたことを書く活動」があり、そのまとめる形式として「学級新聞」が提案されていることによる。
活動の仕組み方としては、総合的な学習などでの活動がベースにあって、それの成果物として新聞をつくるというのが王道だと思うが、学校や地域をアピールする媒体として新聞をつくるというのも悪くないと思う。今回は、こっちの方で活動を仕組んでいる。
流れとしては、次のようになる。
(1)新聞の「形式」を考え、まとめ方についてイメージを持つ。
(2)新聞のテーマを決める。並行して作成するグループもつくる。
(3)各自が取材をし、記事を書く。
(4)見出しを考え、紙面への記事の割り付けを行う
(5)自己評価、相互評価をする。
実際には、取材をしていく中で、新聞のテーマが変わることもあるだろうし、最初から紙面のイメージをもって進めていくグループもいるだろう。