国語教育デジタルポートフォリオ

考えたこと、知り得たことをあれこれ記録

コーパスを利用した授業(2)

コーパスを使った授業を進めるうちに、これまでの実践などを調べる気持ちになった。英語教育や日本語教育にいくつか実践論文があり、それらを読むうちに、その源流がイギリスのケンブリッジ大にあることが分かった。
ティムジョーンズという教授が、外国人に英語を教えるときに開発した方法で、
「データ駆動型学習」(Data Driven Learning )と呼ばれる。コーパスのKWIC検索を用いる中で、検索語の使用状況や、文法規則などを、学習者自らが発見していくという方法である。
今回、この考え方と比較することで、自らの実践の意義や問題点を考えてみようというのである。
(つづく)