国語教育デジタルポートフォリオ

考えたこと、知り得たことをあれこれ記録

ポートフォリオ

教育界では,もうすっかり広まった(そして、あっという間に廃れた)「ポートフォリオ」という言葉。元来は,紙ばさみや折りかばんといった入れ物を指す言葉ですが,教育の世界では,それまでの標準化されたテストに変わって子どもの学びを真にとらえるために,子どもの学習の成果などをその時々のふり返りとともに集積したものを,こう呼びます。ポートフォリオが単なるファイルと違うのは,保管を目的とするというよりも,活用することを目的に作られるところです。ポートフォリオは,Collect,Select,Reflectという言葉で表されるように,まず目的によって集め,基準に照らして選び,それによって省察する、というのを一連の流れとします。さらに,respect,perfect,と続けているものもあります。ポートフォリオを、自らの作品やパフォーマンスあるいはプロジェクトに誇りを持ち,さらに良いものを目指すためのツールとしてとらえているものです。
ところで,ポートフォリオは,まず最初の段階ではとりあえず集めなければなりません。このデジタルポートフォリオでも,まずはワーキング(作業用の)ポートフォリオとして,何でもかんでも国語教育周辺のことについて書き込みをしていきたいと思っています。